新・市民サービス実現の道 No.5
バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)に
対する補償制度が実現
9月定例会 一般質問で
バイスタンダーに対して、どのようなフォローアップを行っているのか
サポートカードを導入・保証制度について提案しました。
9月議会での答弁(抜粋)
バイスタンダーに対するフォローアップは、重要と考えられる。との答弁。
先進消防本部の取り組みを参考に、サポートカードの導入を検討。
バイスタンダー補償制度の導入は、市民の方が安心して応急手当てを行っていただくため、
本市ではバイスタンダーに対する消防業務責任賠償保険にことしの10月から加入します。
今後も命を救うために大きな役割を持つバイスタンダーが、ちゅうちょなく応急手当てができる環境づくりに努めていきます。
サポートカードは感謝カードとして配布されることとなりました。
用語解説
バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)
バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)に対する補償制度
■概要
バイスタンダーが応急手当を実施して、感染症にり患した疑いのある場合に、その検査費用を補償する制度です。
■適用要件
バイスタンダーが応急手当の実施中に生じた偶然な事故により、感染症にり患した疑いのある場合に、応急手当を実施した事実及び応急手当の実施に伴い感染症にり患した疑いがあることを松山市消防局が客観的に判断できる場合。
■補償内容
適用要件に該当する方が、感染症の検査を受けた場合に、感染検査見舞金2万5千円を支給します。
感染症の検査とは、「直後検査(偶発的事故が発生してから7日以内に行うもの)」と「結果検査(直後検査を行った日から、おおむね3か月経過した時点で行うもの)」をいいます。
※見舞金の支給は1回限りです
■請求方法
事故発生日から30日以内に松山市消防局へ届出をし、必要な書類を提出してください。
詳細は、松山市消防局警防課救急担当にお問い合わせください。
電話:089-926-9227(平日8時30分から17時15分まで)
松山市ホームページより
若者が街づくり提案/次世代育成支援事業で応募6団体に補助金/松山市
愛媛県松山市はこのほど、市内で「まちづくり提案制度(次世代育成支援事業補助金)審査会」を行い、市民の企画による街づくり事業の実施を提案していた公明党の大塚啓史市議も参加した。
次世代育成支援事業は、若者の市民活動への参加を推進するため、街づくりに関する優れたアイデアを出したグループに対し、市が補助金を出すもので昨年度から実施している。
若者が主体となって活動の企画を考えることで、自分たちの住む地域に関心を持ってもらうことが狙い。対象は、小学生から大学生までの3人以上のグループで、審査に通ると5〜15万円を限度に活動資金がもらえる。
今回の審査会には、小・中学生や高校生、大学生で構成された6グループが参加。野志克仁市長や市民活動推進委員会のメンバー、小・中学生などの学生審査員の前で、自分たちが考えた活動をプレゼンテーションした。
市立清水小学校の児童は、猫と共存できる社会をめざして野良猫の現状を調査し、地域猫として育てられるように情報発信する企画を発表。同日浦中学校の生徒は、竹を活用した竹炭や竹酢液の作製を提案するなど、各グループからユニークで斬新な企画に加え、今後のスケジュールや予算などを組み込んだ具体的な計画が報告された。
審査の結果、6グループ全ての事業が認められ、補助が決定。地域で防炎エプロンや防災頭巾作り教室の開催を提案した県立松山工業高校繊維科の岡田裕奈さんは、「緊張したけど、何度も練習した通りにアピールできた」と満足した様子だった。
審査の様子を見守った大塚市議は「どれも具体的で素晴らしいアイデアばかりで、地域活性化のヒントになる」と語っていた。
(公明新聞 平成29年7月11日号より)